山間へき地の医療や介護は資源は乏しく事業所は限られていますが、少ないからの利点である緊密な連携を日々実践しています。

 多職種や地域住民との触れ合いなど大学の講義や都市部では経験する事が難しい事が日々実践されています。このような連携の実際を一人でも多くの学生さんや社会人の方々にその現場を体験しへき地医療の魅力を肌で感じて頂ければ幸いです。

 また、この研修を通じて研修グループ内で新たなヒューマンネットワークが生まれることを期待しています。

対象

 研修を希望される方の職種は問いません。医療系大学や福祉、文科系大学などの大学生または社会人の方で地域医療に興味を持たれる方なら誰でも参加できます。

研修場所および研修期間

 研修場所は木屋平地域(こやだいら薬局を中心として)ならびに鳴門地域(こやだいら/なると複合施設たなごころを中心として)のいずれでも可能です。
 研修期間は1日単位でご相談に応じます。

研修内容

 研修プログラムは参加希望者ごとに相談に応じますが、以下のような内容とし、オリエンテーションと研修発表会は予定に組み込んでいます。

1. 処方箋調剤:医薬分業の仕組みと意義、調剤の法的根拠、処方箋について,計数調剤 服薬指導、監査や疑義照会について理解する。

2. 在宅医療:在宅・緩和医療について、訪問薬剤管理指導の定義と要点、介護従事者との連携について理解する。

3. 一般用医薬品:セルフメディケーションについて、一般用医薬品の分類、漢方薬、サプリメントについて理解する。

4. 保健・医療・福祉:学校薬剤師について理解する。他の医療機関、保健・福祉関係者と交流を図る。

5. 社会保障制度:国民医療費の動向、医療保険制度、薬価制度、調剤報酬などについて理解する。

6. 地域医療:プライマリケアやチーム医療を理解する。へき地の実情を視察し、地域住民と交流する。

7. 高齢福祉:介護サービスの種類を理解する。サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、訪問介護、ケアプランなどについて理解・体験する。

8. 障害福祉:障害者福祉サービスについて理解する。障害者就労支援、障害児通所支援などについて理解・体験する。

9. その他:祭事、清掃活動などの住民自治活動に参加する場合はボランティア活動として本研修とは区別して取り扱います。

1. 処方箋調剤:医薬分業の仕組みと意義、調剤の法的根拠、処方箋について,
         計数調剤 服薬指導、監査や疑義照会について理解する。

2. 在宅医療:在宅・緩和医療について、
        訪問薬剤管理指導の定義と要点、介護従事者との連携について理解する。

3. 一般用医薬品:セルフメディケーションについて、
          一般用医薬品の分類、漢方薬、サプリメントについて理解する。

4. 保健・医療・福祉:学校薬剤師について理解する。
            他の医療機関、保健・福祉関係者と交流を図る。

5. 社会保障制度:国民医療費の動向、医療保険制度、薬価制度、調剤報酬などについて理解する。

6. 地域医療:プライマリケアやチーム医療を理解する。
        へき地の実情を視察し、地域住民と交流する。

7. 高齢福祉:介護サービスの種類を理解する。
        サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、訪問介護、ケアプランなど
        について理解・体験する。

8. 障害福祉:障害者福祉サービスについて理解する。
        障害者就労支援、障害児通所支援などについて理解・体験する。

9. その他:祭事、清掃活動などの住民自治活動に参加する場合はボランティア活動として
       本研修とは区別して取り扱います。

指導

1. 理事長  瀬川陽美
2. こやだいら薬局 地域医療部長  大林秀樹
3. こやだいら/なると複合施設たなごころ 施設長  松野一郎

申し込み方法と研修費

 NPO法人山の薬剤師たち事務局に電話にてお問い合わせ下さい。希望予定日や研修内容をご相談させて頂きます。

 研修費は、原則として3,000円/日としますが、交通費や宿泊費は実費をご負担頂きます。
 なお、学生の研修費は無料です。

NPO法人山の薬剤師たち 事務局(鳴門市)電話: 088-679-4290